予告編

ロマンスは突然に







 初老の英国人小説家デアス(ジョン・ハート)。世の中の尊敬を集める文豪だ。
 ある日、珍しくロンドンの町中へ外出すると、そこでは敬愛する文豪E.M.フォースター原作の文芸映画がかかっていた。チケットを買って入場すると、間違えて別の映画館へ入ってしまう(シネマコンプレックスだった)。そこではなんとアメリカのティーン映画『ホットパンツ.カレッジ2』が上映されていた。
 憤慨し、映画館を出ようしたデアスだが、彼は一瞬、スクリーンに目を見張った・・・「なんと美しい」・・・そこにはアイドル俳優ロニー・ボストック(ジェーソン・プリーストリー)がいた。栄光の夭折詩人チャトンを思わせるあまりに端麗無比なその姿。一目で心を奪われた彼は、それ以来、夜も日もなく”ロニー”を追いかける。ビデオから、アイドル誌まで、あらゆる情報を集めコレクターと化していく。
 やがてアメリカ若者文化のオタクと化したデアスは、ロニーの住むアメリカ、ロングアイランドへの旅立ちを決心する。 切ない彼の想いはロニーに通じるのだろうか・・・

まじめな英国紳士がB級アイドルに恋をした!

 恋のときめきは人を輝かせる。初秋の美しい保養地ロングアイランドを舞台に、英国紳士のせつない恋物語がロマンティックに綴られる、1997年カンヌ映画祭正式出品作品。
 いくつになっても恋ができる、恋は人を少年にする・・・デアスのせつない恋心は見ていて愛しくなる、ハートフルなラブ・ストーリーだ。
 さらに、英国のエリート階級という窮屈な世界を飛び出し、アメリカへ旅立つことにより、デアスの美を追い求める旅は、心を開く旅へと変わっていく。

『ビバリーヒルズ青春白書』をパロディー化

 この作品は、イギリスとアメリカのカルチャーギャップを描く作品でもある。
 超アナログのロンドン文化。対するロングアイランドでは、映画のランボーと詩人のランヴォの区別がない。
 また、この映画ではロニーが出演する映画『ホットパンツ・カレッジ』を劇中劇の形で多用し、ジェーソン・プリーストリーの大人気のテレビ番組『ビバリーヒルズ青春白書』をパロディー化してみせるのだ。
 

1997年カンヌ映画祭 Pierrots賞受賞

リチャード・クウィートニオスキー第1回監督作品
キャスト:ジョン・ハート「デッドマン」「エレファントマン」
ジェーソン・プリーストリ−「ビバリ−ヒルズ青春白書」
原作:ギルバート・アデア(角川書店刊)
監督・脚本:リチャード・クウィ−トニオスキー

1997年/イギリス映画/1時間33分/DOLBY デジタル
原作:ギルバート・アデア著(角川書店刊)
提供:フジテレビジョン、アスミック・エース エンタテインメント
配給:エース ピクチャーズ

11月28日シネスイッチ銀座、横浜関内アカデミーにてロードショー!!

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